====== 酸性フクシン ======
透明な検体の[[staining]]に使用する。
* [[wp>Acid fuchsin]]
===== 関連事項 =====
* [[staining]]
===== 入手方法 =====
{{:chemicals:acid_fuchsin.jpg?400x300|}}
試薬メーカーから入手する場合、粉体で販売されているのだけど50gとかだと量が多すぎるし(1000年は使えそう)、入手が難しいと思っていたら、ナリカさんが販売してくれていた。
* [[https://www.scibox.jp/products/g40-5810-10/|プレパラート製作材料 J 酸性フクシン 50mL < scibox(ナリカが運営するオンラインショップ)]]
* [[https://www.monotaro.com/p/5043/9945/|ナリカ プレパラート製作材料 酸性フクシン(水溶液) < モノタロウ]] 同じもの。
以前購入したとき、「95%アルコール溶液」とのメモが入っており、
濃度についてナリカに問い合わせたところ「1% エタノール溶液」ということだった???。
溶媒が95%エタノールで、酸性フクシンの濃度が1%なのだと思ったがタイトルは水溶液になってるなぁ。
まぁ水溶液でもエタノール溶液でもいいけど、商品の説明に酸性フクシンの濃度(1%?)を記載しておいて欲しい。
===== 調整 =====
[(dooley2002>>direct:yes)]には以下のいずれかで溶かすと書かれている。濃度は不明。
* 氷酢酸
* 100% イソプロピルアルコール
* 95% エタノール
[(sirisena2013>>page:149;direct:yes)]]には酸性フクシン染色液の作り方が書かれている。
これが一般的っぽい。
* 0.5g 酸性フクシンパウダー
* 25 mL 10% [[hcl]]
* 300mL [[distilled water]]
あと酸アルコールに溶かすというのがあったような気がする。
私は1%溶液を[[acetic acid]]で100倍に薄めて0.01%にしている。
{{:chemicals:acid-fuchsin-2.jpg?400x300}}
左: [[pipette_bottle]]、右: [[tapered_tip_squeeze_bottle]]
===== 保存 =====
調整した染色液の保存容器。
本体がガラス製の[[pipette_bottle]]を使うと良い。この場合スポイトゴムはとシリコンゴム製にすること。
もしくは[[polyethylene]]製の[[needle_tip_squeeze_bottle]]も使えるかもしれない(テスト中)。
===== 参考文献 =====
~~REFNOTES~~
* [[refnotes:dooley2002]]
* [[refnotes:sirisena2013]]
===== Backlinks =====
{{backlinks>.}}
===== TODO =====