====== プラスチック製薬液処理皿 ====== 薬液処理に使う容器。 薬品耐性がある、底が丸い、浅め、できれば透明なのが良い。 **ポリプロピレン製**はいろいろな薬品にある程度耐性があり半透明なものもあるので万能的に使えて便利。 安価。 * [[hinge_cream_case]] * [[maruzoko_drum_10ml]] * [[aliex_cream_jar_3ml]] **ポリスチレン製**は透明度が高いが薬品耐性が低く使い道が限られている。 安価。 * [[pandahall_ps_beads_container]] **TPX(PMP)**製で[[staining block]]みたいな形状のものが万能な気がするけど誰か作って。 ===== TIPS ===== {{:dishes:plastic_dish_tips-1.png?360x135|}} ==== 濡れ性の改善 ==== 開発中。 プラスチック容器は一般的に撥水性が高く水面の端が盛り上がってしまい、 縁に検体がある場合に斜めになって実体顕微鏡で観察しづらくなる。 特に[[bleaching]]では検体が浮き上がって縁にくっつくことが多いのでそのような状況になりやすい。 [[maceration]]の場合はいくらか濡れ性が良いのか、ぐるぐる振ってやるとなじんで平らになるようだ。 ガラス容器でやればたぶん問題ないと思うが、 加熱する場合は防漏処理が必要であったり、 [[maceration]]の前に漂白する場合は容器の交換が入ったりして、 面倒な面もある。 容器の親水性を向上させれば液体がおおむね平らになるようにできる。 具体的には[[neutral_detergent]]を1%くらいに水で薄めた物を1滴垂らし容器を軽く振ってやる。 TODO: 中性洗剤を加えることで何かしら問題が出るかどうかを確認。 ==== 防曇処理 ==== 開発中。 フタが透明な容器で加温する場合に 曇らないように処置すると フタを外さずに中を観察できるようになり便利である。 フタの裏側に[[neutral_detergent]]をごく薄く塗って十分な効果が得られる。 詳しくは[[anti-fogging]]を参照。 わかりやすい写真。 ===== 参考文献 ===== ~~REFNOTES~~ ===== Backlinks ===== {{backlinks>.}} ===== TODO =====