====== マウント前確認 ======
実験中
揺れ具合とかも、ちゃんと比較しないと。
{{:preparation:lidded_chamber_method-03.jpg?400x300|}}
フタ付きチャンバー法
[[mounting]]を行う前に検体を確認したい場合がある。
特にコナジラミの蛹殻の場合、
通常背面を上にするのだけど[[stereo microscope]]では背面がどっちかよくわからない場合があったり、
中が奇麗に処理されているか良く分からなかったりする。
そのため簡易的に[[biological microscope]]で見る方法があるとよい。
[[coverslip]]を掛けてしまうと刺毛が取れたりするので、潰さないようにして観察できると良い。
倒立顕微鏡の方が楽にできそうな気もするが、
ここでは一般的な正立顕微鏡を対象とする。
フタ付きチャンバー法のツールを
[[clearing]]用の処理容器として使うのもアリかなぁと思う。
===== 簡易的な方法 =====
簡易的には[[slide glass]]に検体を置き[[clove oil]]を少し盛った状態にし、
そのまま生物顕微鏡で低倍率で見るという方法。
光学的にはかなりいかさまだけど[[stereo microscope]]よりはずっと良く見える。
問題点としては[[clove oil]]は揮発成分が含まれており対物レンズに付くと思われるので定期的な掃除が必要になると思う。
掃除しないで放置しておくとどうなるかはわからない。
{{:preparation:direct observation.png?720x270|}}
1:[[slide glass]]、2:検体、3:[[clove oil]]
===== チャンバー法 =====
※ 適当に命名した。バンク法の方がいいか?
[[washers]]をスライドガラスに接着する。
内側に検体を入れてクローブオイルを水平になるように盛る。
このまま[[biological microscope]]を用い低NAで観察する。
簡易的な方法に比べてクローブオイル面が水平に近くなる。
揮発成分が対物レンズに付着する問題は残る。
{{:preparation:chamber method.png?720x270|}}
1:[[slide glass]]、2:[[washers]]、3:検体、4:[[clove oil]]
[[washers]]には[[ptfe]]製を使う(液が流れにくい)。
大きさは適当で良いが、私がとりあえず作ったのは内径5mm、外径10mm、厚さは0.2mmと0.3mm。
接着剤には[[uv resin]]を使用。
[[ptfe]]は超難接着材料だし[[uv resin]]は接着力がほとんど無いが、力が掛からないせいかとりあえずくっついてる。
[[uv resin]]は[[clove oil]]や[[gaa]]に対してあまり耐性が無いので(一般的な接着剤の中では耐性がある方だが)、
長時間の使用は避けた方が良く、使用後は洗浄しておいた方が良いと思う。
===== スペーサー法 =====
※とりあえず適当に命名した。
チャンバー法と同じ道具を使い、上から[[coverslip]]を掛ける。
[[washers]]がスペーサーとなり検体が潰れない。
光学的にも比較的問題が少なく揺れも少ないように思う。
{{:preparation:spacer method.png?720x270|}}
1:[[slide glass]]、2:[[washers]]、3:検体、4:[[clove oil]]、5:[[coverslip]]
作り方はチャンバー法と同じ。
===== フタ付きチャンバー法 =====
※とりあえず適当に命名した。
チャンバー法にフタを掛けたもの。
フタは厚めの[[washers]]と[[coverslip]]で作る。
[[clove oil]]の揮発成分が対物レンズに付くことは無いが、[[slide glass]]を曇らせるかもしれない。
扱いは比較的楽。
光学的にはあまり良くないが実体顕微鏡で見るよりは遥かに見やすい。
{{:preparation:lidded_chamber_method.png?720x270|}}
1:[[slide glass]]、2:[[washers]]A、3:検体、4:[[clove oil]]、5:[[coverslip]]、6:[[washers]]B
フタの作り方。
フタに使う[[washers]]は内径が[[washers]]Aの外径より少し大きめのもので、
少し厚めのものを使う。
材質は[[pom]]製を使った。
[[pom]]は耐薬品性に優れており、プラスチック[[washers]]としては一般的でサイズが豊富。
こちらも難接着材料。
大きさは内径10.5mm、外径22mm、厚さ0.5mm(もう少し厚いのにすればよかった)。
接着剤は同じく[[uv resin]]を使用した。
いちおうくっついてるがどれくらい持つだろうか。
===== 反転チャンバー法 =====
※とりあえず適当に命名した。
チャンバー法とは異なり[[washers]]AとBともに[[coverslip]]側に接着されている。
[[washers]]Aは[[ptfe]]製を使用すべき。
検体をチャンバーに入れ[[clove oil]]で満たした後、ひっくり返して[[slide glass]]に載せ[[biological microscope]]で観察する。
光学的にチャンバー法よりまともで揮発成分の影響を受けないので長時間観察できるが、
ひっくり返す作業が発生するので、神経を使う。
素材とかはチャンバー法と同じだが、[[washers]]Bはもう少し厚いものにした方が良かったかも。
ちょっと使うのが面倒くさいかなぁ。
{{:preparation:inverted_chamber_method.png?720x270|}}
1:[[slide glass]]、2:[[washers]]A、3:検体、4:[[clove oil]]、5:[[coverslip]]、6:[[washers]]B
===== 参考文献 =====
~~REFNOTES~~
===== Backlinks =====
{{backlinks>.}}
===== TODO =====