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 ====== 漏れ検査器 ======
-<WRAP center round todo 60%>
+[[:micropipette]]や[[pipette:adapter]]にエアー漏れが無いか検査する簡易的な装置の作り方と使い方。
-  * 曲げる必要ない。まっすぐで良い。
-  * ポリエチレンチューブがすぐに割れる。お湯につけてピペットチップに差し込み広げておく。
-  * シリコンチューブの細いのにしてみるか -> 1mmは細すぎた。
-  * リングを装着。
-</WRAP>
-[[:micropipette]]や[[pipette:adapter]]にエアー漏れが無いか検査する簡易的な装置。
 ポリエチレンチューブの一方を塞ぎ中に色水を入れたもの。
-<WRAP tdl center 80%>
+<WRAP tdl center 50%>{{:pipette:leak-tester.jpg?400300|}}</WRAP>
-|{{:pipette:adapter:leak-tester-v1-3.jpg?400300|}}|{{:pipette:adapter:leak-tester-v1-4.jpg?400300|}}|
-</WRAP>
 ===== 使い方 =====
-塞いでない方にピペットチップの先端を差し込み押し子を押し込むと色水は塞いだ方に移動する。
+色水が端に寄った方がピペットを差し込む側。
-そのまま圧力を掛け続けると漏れがなければ色水はそのままだが漏れがあると色水が中央に戻ってくる。
-注意
+テストターゲットは
+圧力を掛けた状態を固定できるものが良い。
+[[:fixed volume micropipette]]や[[:syringe]]等。
+ピペットバルブでは難しい。
+シリンジの場合、スプリングは無い方がいい。
+(1) チューブの反対側にしっかり栓をする。
-===== 作り方 =====
+(2) 押し子が手前に引ける場合は引いておく。
-材料
+(3) テストピペットをしっかり差し込む。
-  * 2×4 [[:pe tubing]]
+(4) 押し子をいっぱいまで押し込んだままにする。
-  * 栓。[[:pipette tip]]の先端をカットして[[:hot melt]]を充填したもの等。2つ作る。未使用時に中の液体が蒸発しないようにするため。
+ピペットを温めないように持つこと。
-  * 色水。
+温めると熱で膨張して移動してしまう。
-  * [[:tube nozzle]]等の細長い口を挿したピペット。
+-> バレルを握るわけじゃないので大丈夫。
-(1) [[:pe tubing]]を適当な長さ(15cmぐらい?)に切る。
+(5) 色水が移動するのでリングをその位置まで移動する。
+リングが無い場合は爪を使う。
-(2) 栓を作る
+(6) 少しの時間そのままの状態を維持して、色水の位置が変わらないことを確認する。
+漏れがあれば色水のが元の位置に戻ってくる。
-(3) 色水を注入する。
+(7) スプリングシリンジなど押し子が自動復帰する場合、
+移動し始めたら早めに押し子を戻す。
-完成。
+(8) 問題なければ、押し子を元の位置まで戻し、
+チューブからテストピペットを抜く。
+圧力が掛かっている状態で抜かないこと。やると色水の間に空気が入って面倒になる。
+(9) もし色水の間に空気が入った状態を修正する場合は(そのままでも使えるが)、
+適当な容器に排出し入れ直すと良い。
+(10) 使用が終わったら両端に栓をしておく。
+===== 材料 =====
+  * 2×4 [[:pe tubing]]。
+  * 栓。[[:pipette tip]]の先端をカットして[[:hot-melt adhesive]]を充填したもの等。2つ作る。未使用時に中の液体が蒸発しないようにするため。
+  * 色水。ただの水でもよい。
+  * [[:tube nozzle]]等の細長い口を挿したピペット。色水をチューブ詰めるために使う。
+  * チューブより少し大きなリング。熱収縮チューブを軽く焙って作ったものなど。無くても良い。
+  * お湯と[[:pipette tip]]。チューブの端を少し広げるのに使う。そのままだと割れやすい。
+===== 作り方 =====
+(1) [[:pe tubing]]を適当な長さ(15cmぐらい?)に切る。
+(2) チューブの両端を少し広げる。お湯につけて、テーパーの付いたもの([[:pipette tip]]等)に軽く押し込む。2×4[[:pe tubing]]が割れやすく、この処理をしないとすぐに割れてしまう。
+(3) 栓を2つ作る。[[:pipette tip]]等をカットして中を[[:hot-melt adhesive]]等で埋める。
+(4) チューブに色水を注入する。端から5cmぐらい奥の位置に。
+完成。
+===== Backlinks =====
+{{backlinks>.}}