kh_staining_block
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kh_staining_block [2025/02/16 03:42] – 作成 Konajirami-ya | kh_staining_block [2025/02/22 22:36] (現在) – Konajirami-ya | ||
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- | ====== Karl Hecht 染色ブロック ====== | + | ====== Karl Hecht 染色ブロック |
- | + | ||
- | <WRAP center round todo 60%> | + | |
- | ふたの改造等 | + | |
- | 防漏、防曇 | + | |
- | 蒸発速度 | + | |
- | </ | + | |
<WRAP tdl right 40%> | <WRAP tdl right 40%> | ||
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</ | </ | ||
- | おそらく標準的な[[staining block]]。 | + | ヨーロッパ、アメリカのショップで良く見られる |
- | 通常窪みの大きさは直径30mm、深さ10mm、容量5mL。 | + | 一部の商品には Karl Hecht (ドイツ)製と記載されていたのでそう呼んでおく。 |
- | もう少し大きいのもある。 | + | メーカー名が記載されていないことが多く違うのが混じってるかもしれない。 |
- | プレパラート標本作成のための薬液処理で標準的に使われていると思われる。 | + | |
- | 日本では入手が少し難しいか高額になってしまう。 | + | |
- | + | ||
- | ガラス製なので強アルカリの使用は避けた方が良い。 | + | |
- | 加温する場合は防漏処理を行わないと長時間の処理はできない。 | + | |
- | フタが付属してくるがガラス製の板でそのままだと使いにくい。 | + | |
+ | 単価は安いショップでは1, | ||
+ | 海外からの送料がかなり掛かる。 | ||
===== 関連項目 ===== | ===== 関連項目 ===== | ||
行 31: | 行 21: | ||
===== スペック ===== | ===== スペック ===== | ||
- | 穴径40mmと30mmのものが存在するようだが40mmの方は大きすぎるので調べていない。 | + | 穴径40mmと30mmのものが存在するようだが40mmの方はコナジラミ用としては大きすぎるので調べていない。 |
- | 以下はM.R.S. Scientificから購入した穴径30mmのもの。 | + | 以下は M.R.S. Scientific から購入した穴径30mmのもの。 |
穴の深さは商品説明では6mmとなっていたが実物を測ると10mmだった。 | 穴の深さは商品説明では6mmとなっていたが実物を測ると10mmだった。 | ||
+ | 後から購入し たLab Unlimited のものも同じ形状だった。 | ||
* 素材: まったく青みがないので、硼珪酸ガラスなのか? | * 素材: まったく青みがないので、硼珪酸ガラスなのか? | ||
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* 深さ: 約11mm(ネジを使って測り直した) | * 深さ: 約11mm(ネジを使って測り直した) | ||
* 深/ | * 深/ | ||
- | * 容量: 4.6mL(満水) | + | * 満水容量: 4.6mL |
* 蒸発速度: | * 蒸発速度: | ||
- | * フタ付き | + | * フタ付き: 1t / 2t 角形 |
- | + | すごく雑な作りで表面が波打ってる。 | |
- | + | 加温しなければ使えそう。 | |
- | おどろくほどチープだが、実用的には加温しなければ使える。 | + | 加温する場合は漏れが早いので防漏処理が必要になる(開発中)。 |
- | 加温する場合は漏れが早いので防漏処理が必要になる(後述)。 | + | |
フタは切放しなので少なくとも研磨& | フタは切放しなので少なくとも研磨& | ||
行 58: | 行 48: | ||
===== 入手先 ===== | ===== 入手先 ===== | ||
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以下検索して見つけたサイトをのせておく。 | 以下検索して見つけたサイトをのせておく。 | ||
- | 一部以外は未購入なので同じものかどうかはわからない。 | + | 商品紹介ページをみても同じかどうか不明だがとりあえず。 |
- | 海外のショップについては日本に送ってくれるかどうかはわからない。 | + | |
- | 海外から購入した場合は送料がバカ高くなる。 | + | |
- | そして円安。6年ぐらい前に10個で12, | + | |
スペックに深さ6mmとなっているものがあるが、たぶん間違い(以前購入したのがそうだった)。 | スペックに深さ6mmとなっているものがあるが、たぶん間違い(以前購入したのがそうだった)。 | ||
- | |||
- | |||
- | **メーカー** | ||
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- | 形状がほとんど同じものを複数のメーカーが作っているようだ。 | ||
- | 記載があればメーカー名を書いてある。 | ||
- | 他はテキトウ。 | ||
- | |||
- | * NB1: No Bland #1 | ||
- | * KH: Karl Hecht | ||
- | * GH: Glaswarenfabrik Karl Hecht GmbH & Co. KG? 上と同じ? | ||
- | * EMS: [[https:// | ||
**参考価格** | **参考価格** | ||
かなりテキトウ。 | かなりテキトウ。 | ||
- | 10個購入した場合の1個あたりの価格。送料はヨーロッパから12, | + | 10個購入した場合の1個あたりの価格。送料は適当。ヨーロッパから12, |
オーストラリアも15, | オーストラリアも15, | ||
- | | + | *1: 実際に購入してみたもの。 |
- | + | ||
- | |< 100% 10% 20% 15% 10% 10% 35% >| | + | |
- | ^メーカー^商品ページ^国^単価^参考価格^備考^ | + | |
- | |AIM|[[https:// | + | |
- | |NB1|[[https:// | + | |
- | |GH|[[https:// | + | |
- | |NB1|[[https:// | + | |
- | |NB1|[[https:// | + | |
- | |KH|[[https:// | + | |
- | |NB1|[[https:// | + | |
- | |EMS|[[https:// | + | |
- | |NB2? | + | |
- | |EMS? | + | |
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
- | ===== 使い方 ===== | + | |
- | + | ||
- | ガラス製なので強アルカリでの使用は避けた方が良い。 | + | |
- | + | ||
- | フタが付属してくるが切放しのガラス製の板なので使いにくい。 | + | |
- | 以下のような使い方および加工を行うと良い。 | + | |
- | + | ||
- | * フタは斜め45度に回すと着脱がやりやすいし、染み出た薬液が手に付くこともない。 | + | |
- | * そうすると角が痛いので角はカットしてしまう | + | |
- | * フチは研磨、面取する。 | + | |
- | * フタが安定しないのでなにか工夫する。 | + | |
- | + | ||
- | その他、加温して使用する場合は防曇処理を行わないと長時間使用できない。 | + | |
- | また加温した状態で中が見たい場合は防滴処理を行った方が良い。 | + | |
- | 詳しくは、[[glass_dishes]]を参照されたし。 | + | |
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
+ | |< 100% 20% 15% 10% 10% 45% >| | ||
+ | ^商品ページ^国^単価^参考価格^備考^ | ||
+ | |[[https:// | ||
+ | |[[https:// | ||
+ | |[[https:// | ||
+ | |[[https:// | ||
+ | |[[https:// | ||
+ | |[[https:// | ||
+ | |[[https:// | ||
+ | |[[https:// | ||
+ | |[[https:// | ||
kh_staining_block.1739644923.txt.gz · 最終更新: 2025/02/16 03:42 by Konajirami-ya