現在テスト中だが、 摺り合わせ部を研磨すると漏れが少なくなる。 またワセリンも効果的で他にもいくつか試している。
調整したバルサムを保存するための瓶。 本体の外側と蓋の内側を合わせるようになっており、 本体の内側にバルサムが付いても蓋がくっつかないようになっている。 本体と蓋は共栓(ともせん)になっており すり合わせ構造によって高い気密性を実現している(→してねーよ!!)。 中に棒を落とし込んでおきこの棒で調整済みバルサムを取り出す。 材質は硼珪酸ガラスかソーダガラス。 日本で売ってるものは細長く不安定な形状をしているが理由はわからない。 海外で売ってるものは安定した形のものがあるが大きい。 バリエーションとして輪っかの付いたものがあるがどのように使うのかわからない。 バルサムを入れる以外にも接着剤の保存やアセトンを入れて洗浄瓶としても使えるかもしれない。 なおバルサム瓶では無いが有帽瓶もここに含めた。
あまり使わないのであればバルサム瓶ではなく安価なスクリューキャップの瓶をオススメする(具体的にはテスト中)。 その場合中身の取出は使い捨てのピペットチップが挿せるピペットを使うと良い。 バルサム瓶はフタの開閉が楽なので頻繁に使うには良いかもしれないが、 高価だしそのままでは漏れが酷くて使い物にならないので工夫する必要がある(テスト中)。
すり合わせ部が細かく研磨されていた方が漏れが少ない。 宮原計量器のものが一番すり合わせ部が細かいし安価なのでオススメしたい。 TGKと桝水のものはおそらく宮原のOEM。 日本理化学器械のは購入してないので不明。
容量: 30mL。 すり合わせ部は細かい。 宮原計量器のとほぼ同じなのでそっちが製造元ではないかと思う。 ロゴ無し。 値段が少し高い。
※写真は摺り合わせ部にワセリンが塗られているので透明っぽくなってる。中身はバルサムではない。
未購入だが、おそらく宮原計量器が製造元ではないかと思う。 形が同じで、 メーカーサイトに 取り扱いメーカーとして宮原計量器製作所が載っているので。
容量: 30mL。 輪付きと輪無しのバリエーションがある。 ロゴ無し。 TGKのやつとほぼ同じでこちらが製造元ではないかと思う。 アズワン品番: 65-0503-35。 すり合わせ部が細かくテストした中では一番良い。
バルサム瓶とは異なるが構造は似ている。 棒やピペットを中に落とし込まないなら使えるのではないかと思う。 ソーダガラス製で重い。 重心が低くて底が広く安定している。形がかわいい。 すり合わせはかなり粗い。 安価。
容量は9mLと30mLがある。 色は茶、青、乳白、グリーン、透明の5色。 棒は付属していない。
テスト中。
摺り合わせ部分が粗い商品の場合研磨材で研磨することで漏れを減らせる。 宮原計量器製作所のは、かなり細かい(#3000ぐらい?)なので不要と思われる。 現在 #320, #600, #1000でテストしているが、 漏れ速度は粒子サイズにほぼ比例するようだ。 #2000〜#8000まではこれから。
効果と方法。
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