ピペットは少量の液体を計量したり移したりするための実験用器具。 大きく分けると 正確な容量の液体を計り取るもの(ホールピペット、メスピペット)、 液体を移動するもの(マイクロピペット、パスツールピペット) に分けられる。 当サイトでは液体を移動するものを主に扱う。 スポイトも液体を移動するための道具だがピペットの方がやや専門的な分野に特化したもののように思う。

参考

• Pipette
• Eye_dropper
• ピペット
• スポイト

• オススメのピペット

使い方的な…

ポリエチレンチューブの一端を溶かして伸ばしたもの。 瞬間接着剤用のノズルとして販売されている。 通常は瞬間接着剤の容器に挿して使うが、 ピペットチップの先端に挿して使うこともできる。 また基部内径3.5mm〜4mmのものはルアーシリンジに直接挿せる。 ノズル口径は0.3mmぐらいからある。 安価で、入手しやすいが、 スペックが記載されていないのが難点。

• チューブノズル

ルアーテーパーなシリンジやボトルに等挿せるノズル。 主に接着剤を注入するためのもの。 ノズル口径は0.2mmぐらいから販売されている。 ルアーロック対応なものが多い。

• ルアーチップ
• ディスペンシングチップ
• 円錐型ディスペンシングチップ(標準型)
• フレキシブルディスペンシングチップ

マイクロピペットに挿して使う(本来は)使い捨てのチップ。 ある程度容量があり、 ポリプロピレン製で、 透明度が比較的高く、 対薬品性が比較的高く、 滑らかで引っ掛かりが無く、 ノズル兼バレルとして適している。 ノズル口径はほとんどバリエーションは無い。

• ピペットチップ
• 100μLピペットチップ
• 200μLピペットチップ
• 1mLピペットチップ

ピペッター(空気ポンプ)の一種で ゴム製の風船のようなもの。　 パスツールピペットや駒込ピペット等に挿して使う。

• ピペットバルブ

一定容量を正確に分注するためのピペット。 ピペットチップを挿して使う。 容量可変式と固定式がある。 容量固定式はコンパクトなものがあり作業用として使いやすい。

• マイクロピペット
• 固定容量マイクロピペット

ガラス管の一端を細く加工し、ピペットバルブを挿したもの。 プラスチック製のものもある。

• パスツールピペット

• 駒込ピペット

• スポイト

注射器の注射針を除いた部分。 主に医療用だが、 接着剤やグリースの注入や ペットへの給餌にも使われたりする。 通常ルアーチップを接続して使用するが、 アダプターを自作すればピペットチップ等を挿すこともできる。

• シリンジ

ルアーシリンジにピペットチップを挿すためのアダプター等。

• ピペットチップアダプター
• ルアー・200μLチップ・アダプター
• ルアー・1mLチップ・アダプター
• 1mLチップ延長チューブ

• ピペットチップの加工
• プラスチック加工用バーナー
• ピペットチップの細口加工
• ピペットチップの広口加工
• ピペットの漏れ検査
• 漏れ検査器