染色ブロック

ふたの改造等 防漏、防曇

蒸発速度

角形のガラス製ブロックで丸っこい窪みがある。 窪みの大きさは、およそ直径30mm、深さ10mm、満水容量5mL。 もう少し大きく直径45mmのもある。 プレパラート標本作成のための薬液処理で標準的に使われていると思われるのだが、 日本では入手が少し難しいか高額になってしまう。

ガラス製なので強アルカリの使用は避けた方が良い。 加温する場合は防漏処理を行わないと長時間の処理はできない。 フタが付属してくるが、ただのガラス製の角板でそのままだと使いにくい。

用語

以下のような用語で検索に引っかかる。

使用例

文献でみつけたものとかYouTubeとか

Staining wells (cavity dishes) (Fig. 19) are useful for processing individual specimens. (Annette K. Walker, Trevor K. Crosby, others, 1988, p.23)

種類

少なくとも3種類。単価は10個買ったとき、送料含むがかなり適当。

深さ/径(mm)容量(mL)作り単価*1詳細
11/30 4.6クリア 2,500Karl Hecht 染色ブロック 4.5mL
9/31 3.5青みがかる 800AIM 染色ブロック 4mL
8/35 5クリア 高精度 3,000アリエク・エンブリオ・ディッシュ 4.5mL

使い方

ガラス製なので強アルカリでの使用は避けた方が良い。

フタが付属してくるが切放しのガラス製の板なので使いにくい。 以下のような使い方および加工を行うと良い。

その他、加温して使用する場合は防曇処理を行わないと長時間使用できない。 また加温した状態で中が見たい場合は防滴処理を行った方が良い。 詳しくは、ガラス製薬液処理皿を参照されたし。

参考文献

walker1988 ^ a b Annette K. Walker, Trevor K. Crosby, others, 1988. The preparation and curation of insects. Science Information Pub. Centre, DSIR Wellington [N.Z.], ISBN 0477025196.

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