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ガラス製薬液処理皿

薬液処理漂白脱脂・脱ロウ染色脱水透明化を行うための ガラス製(ソーダ石灰ガラス硼珪酸ガラス)容器。 軟化についてはガラスが強アルカリに対して微量ではあるが侵されるので利用を避けた方が良いと思われる。 漂白を加温して行う場合は水蒸気用の防曇処理が共通に使えるので軟化と同じ容器でやった方が良いと思う。 フタは単なるガラス板で、そのままだと使い勝手が悪いので、少し手を加えた方が良い。 また加温する場合は漏れが多くてそのままでは使えない。これに関しては現在開発中。

以下の製品が使えるかも。

TIPS

染色ブロックの改造と小技と併合

ガラス製の皿で比較的浅く底が丸いもので、 フタが単なるガラス板を被せるだけのもの。

加工方法を別の記事にまとめるか。

フタを扱いやすくする方法

フタおよび本体 操作性を良くする

  1. 本体の上面を研ぐ。ツルツルにするとくっついて取りづらくなるので、220番ぐらいでいい。
  2. 使用時、フタを45°回しておくと着脱がしやすい。
  3. さらにフタの角を少しカットすると45°回したときに持ちやすい。
  4. フタの辺と角を研磨する。
  5. フタがズレないような工夫。開発中。

防曇・防滴・防漏処理

開発中。

加温しない場合は不要。 加温する場合、

  • 時間あたりの漏れ量が多く、比較的短時間で内容物が蒸散してしまう。
  • せっかく透明なのに曇ったり液滴がついてフタを開けないと中が見れない。
  • フタと本体の間に液体が進入するとくっついて取りづらくなる。
  • フタのフチからしみ出た液体が手に付いてうっとうしい。

最後の2つは加温しない場合でも、容器を傾けすぎた場合などに起きることがある。

フタの下側にリングを貼る。 薬品耐性の問題で試行錯誤中。 別記事。

全体を傾ける。

濡れ性の改善 フタの親水、親油加工(調査中)

===== 参考文献 ===== ~~REFNOTES~~

glass_dishes.txt · 最終更新: 2025/02/22 23:23 by Konajirami-ya