SpecimenWiki

Sampling, preparation, labeling, storage and sending

ユーザ用ツール

サイト用ツール


acidification

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
acidification [2025/03/01 10:14] Konajirami-yaacidification [2025/03/08 16:57] (現在) Konajirami-ya
行 7: 行 7:
 [[maceration]]後、アルカリ性だった検体を酸性にする処理。 [[maceration]]後、アルカリ性だった検体を酸性にする処理。
 アルカリ性のままだと標本を保存中に色が抜けてくるらしい。 アルカリ性のままだと標本を保存中に色が抜けてくるらしい。
 +またアルカリ性だと[[acid fuchsin]]による[[staining]]がうまく行かない。
  
-私はちゃんとやってなかったが +後の処理で[[acetic acid]]を使う場合にも必要のだろう? 
-([[dewaxing]][[accetic acid]]と[[ethanol]]を使うのなんとかなってたのかも) +[[koh]][[acetic acid]]で中和する弱アルカリ性(pH 9.7)の[[wpjp>酢酸カリウム]]が生成される。 
-一般的にやっとたほうがいいかもしれ。 +酢酸カリウムが溶け出せば良いだけど残留すると結晶化する(かもしれない) 
 +酢酸カリウム弱アルカリ性(pH 9.7)で水、アルコールに溶けるらしいが氷酢酸に溶けるか良くわからなかった。  
 +で、Grok3 beta 先生に聞てみたところ、酢酸カリウムは[[acetic acid]]にも溶けるらしので、 
 +後の処理で[[acetic acid]]を使う場合には不要なのかもしれな。 
 +ただし十分時間を掛けるべきと思われる。 
 +[[staining]]はかなり時間を掛けるので[[dehydration]]しか行わない場合に注意。 
 +後の処理で[[acetic acid]]を使わない場合は陽に行う必要がある。。
  
 ===== 手順 ===== ===== 手順 =====
行 18: 行 24:
   * 酸性化剤に浸ける   * 酸性化剤に浸ける
  
 +温度と時間!
  
 ===== 酸性化剤 ===== ===== 酸性化剤 =====
  
-==== 酸アルコール ==== +  20% [[acetic acid]] 
- +  * 40% 水 
-標準的な方法。 +  * 40% [[ethanol]]
- +
-  1% [[hcl]]   +
-  * 30% 水 +
-  * 残り[[ethanol]]+
  
-[[koh]]は[[hcl]]で中和されてKCL[[wpjp>塩化カリウム]]が生成される。 +文献には[[hcl]]を使う例もあったが、これ使うとどうも染色きなくなるので、 
-塩化カリウムは中性(pH 7.0)で水溶性。アルコールは溶けない+[[acetic acid]]を使うことした
  
-==== 酢酸 ====+[[acetic acid]]と水だけでやっている例もあるようだ。 
 +ソース!
  
   * 30% 水   * 30% 水
   * 70% [[acetic acid]]   * 70% [[acetic acid]]
  
-[[koh]]を[[acetic acid]]で中和すると[[wpjp>酢酸カリウム]]が生成される。 
-酢酸カリウムは弱アルカリ性(pH 9.7)で水、アルコールに溶ける。  
  
 使用例 使用例
acidification.1740791673.txt.gz · 最終更新: 2025/03/01 10:14 by Konajirami-ya