staining:acid_fuchsin
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- | 白い検体(処理すると透明になる)の場合に行う。 | + | 白い検体(処理すると透明になる)の場合に染色を行う。 |
- | 位相差顕微鏡で観察する場合はやらなくても良いと書かれている文献もあるが[(schauff2001>> | + | アブラムシ、カイガラムシ、コナジラミ等では[[: |
- | 透明だと顕微鏡での導入に苦労するので多少はやった方が良いと思われる。 | + | 位相差顕微鏡で観察する場合はやらなくても良いと書かれている文献もある[(schauff2001>> |
- | 基本透明で一部に斑紋がある場合は、どうして良いのかわからないが、とりあえず少しやることにするか? | + | 基本透明で一部に斑紋がある場合はどうして良いのかわからないがとりあえず少しやることにするかな? |
- | [[:acid fuchsin]]による染色はアブラムシ、カイガラムシ、コナジラミ等で標準的に使用されている。 | + | |
===== 手順 ===== | ===== 手順 ===== | ||
- | 一般的に行なわれている方法とは少し違うが、 | + | 一般的に行なわれている方法とは少し違うが、私は以下のように処理している。 |
- | 私は以下のように処理している。 | + | 文献に載っている方法だとどうもうまく行かない。 |
- | コナジラミが種類によって染まりにくいというのがあるかもしれない。 | + | コナジラミが種類によって染まりにくいということかもしれない。 |
[[: | [[: | ||
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同じような大きさの検体をまとめて処理する。 | 同じような大きさの検体をまとめて処理する。 | ||
- | 排液し、[[: | + | 排液し、[[: |
何かですすぐ必要はない。 | 何かですすぐ必要はない。 | ||
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斑に染まってくるが全体を平均すれば良いかなという状態で | 斑に染まってくるが全体を平均すれば良いかなという状態で | ||
[[: | [[: | ||
- | 加温しながら8時間ぐらい放置すると斑が消えて平均的に染まる。 | + | 加温しながら8時間ぐらい放置すると斑が消えて平均的に染まる(**均し**)。 |
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+ | 脱色は少し時間が掛かるので、 | ||
+ | 染色を早めに切り上げて均しに移行し、 | ||
+ | 薄かったら再度染色というのを繰り返すと良いかもしれない。 | ||
常温でもできると思うが時間は調べないとわからない。 | 常温でもできると思うが時間は調べないとわからない。 | ||
行 43: | 行 45: | ||
どれぐらいの濃度で仕上げるか。 | どれぐらいの濃度で仕上げるか。 | ||
濃いとすごく見にくいので、薄めが良いと思う。 | 濃いとすごく見にくいので、薄めが良いと思う。 | ||
+ | 写真!! | ||
- | ===== 濃くなりすぎた場合 | + | ===== 脱色方法 |
- | + | ||
- | 70%エタノールに浸けると薄くなるという記述も見られるがうまく行かない。 | + | |
- | 氷酢酸中に検体と一緒に卵の薄皮を入れて色素を吸着させるという方法を試している。 | + | 濃くなりすぎた場合、 |
+ | 氷酢酸中に検体と一緒にシリカゲルを数粒入れて色素を吸着させるという方法を試している。 | ||
実験中。 | 実験中。 | ||
- | 今やるとうまく行かない。一度乾燥するとダメ? | ||
staining/acid_fuchsin.txt · 最終更新: 2025/03/12 14:05 by Konajirami-ya