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acid-free_paper

中性紙

中性紙は長期保存可能な紙。 英語のAcid-free paper に対応する。 酸性紙が100年ほどでぼろぼろになるという問題を解消するために、 中性紙では長期間に渡って酸性にならないように工夫されている。 中性紙は実際には弱アルカリ性であることもあるため、中性紙という名称は適切ではなく、 無酸紙の方が良かったと思うが、すでに広まっているためいたしかたないか。 ちなみに中性(pH 7.0付近)の紙はノンバッファー紙と呼ばれている。

ISO 9706

中性紙に関する国際規格としてISO 9706が制定されている。 この規格に適合しているかあるいは準拠している製品を使えば間違いはない。

ISO 9706

ISOのサイトからは無料では見れないので、 ネットから得られた情報のまとめだがなんかこんな感じ。

pH 7.5 〜 10.0
アルカリ予備量? 炭酸カルシウム相当で 2%以上。環境によって酸性になったときに(例えば空気中の硫黄酸化物から生じた酸とか)中和剤となる。量が多ければ多いほど長期間対応できると思われ。
引き裂き抵抗 ようわからん
耐酸化? ようわからん。リグニンの量が制限されるらしい

入手先

伊東屋 ハイパーレーザーコピー

モンディ社製。 おそらくMondi社の Color Copy のOEMではないかと思うがわからない。 伊東屋のサイトにはISO 9706の記述は無いが製品には書かれている。  レーザープリンタ用だがインクジェットプリンタでも使える。 その場合インクジェット専用用紙よりは落ちると製品説明に書かれてる。

→ 印字サンプルを プリンタのとこに

ホワイトとナチュラルホワイトの違い?

以下伊東屋の購入ページへのリンクを示す。 A3や250枚売りもあるが省略。 AmazonやMONOTAROからも購入できる。

Mondi Color Copy

少量販売されていないので未検討。

===== 参考文献 ===== ~~REFNOTES~~

TODO

permanent paper と archival paper ?

acid-free_paper.txt · 最終更新: 2025/03/08 20:23 by Konajirami-ya