balsam_bottle
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
balsam_bottle [2025/02/23 23:28] – Konajirami-ya | balsam_bottle [2025/03/19 22:08] (現在) – Konajirami-ya | ||
---|---|---|---|
行 3: | 行 3: | ||
<WRAP center round todo 60%> | <WRAP center round todo 60%> | ||
- | 中に落とし込む棒を使わないんだったら | + | 現在テスト中だが、 |
- | エナメル瓶とかの方が良くない? | + | 摺り合わせ部を研磨すると漏れが少なくなる。 |
- | テスト。 | + | またワセリンも効果的で他にもいくつか試している。 |
- | + | ||
- | すり合わせ精度が悪いときは自分で摺ると効果があるか? | + | |
- | 研磨材を入れてシュリシュリする。 | + | |
- | + | ||
- | どれぐらい揮発するかのテストをしたい。 | + | |
- | アセトンでやろう。 | + | |
- | 1cc程度。 | + | |
- | + | ||
- | 製品による違い。 | + | |
- | ワセリン塗布による違い。 | + | |
- | 研磨したときの違い。 | + | |
</ | </ | ||
- | 調整したバルサムを保存するための瓶。 | + | 調整した[[canada balsam]]を保存するための瓶。 |
本体の外側と蓋の内側を合わせるようになっており、 | 本体の外側と蓋の内側を合わせるようになっており、 | ||
本体の内側にバルサムが付いても蓋がくっつかないようになっている。 | 本体の内側にバルサムが付いても蓋がくっつかないようになっている。 | ||
本体と蓋は共栓(ともせん)になっており | 本体と蓋は共栓(ともせん)になっており | ||
- | [[wpjp> | + | [[wpjp> |
中に棒を落とし込んでおきこの棒で調整済みバルサムを取り出す。 | 中に棒を落とし込んでおきこの棒で調整済みバルサムを取り出す。 | ||
材質は硼珪酸ガラスかソーダガラス。 | 材質は硼珪酸ガラスかソーダガラス。 | ||
行 35: | 行 23: | ||
===== 関連事項 ===== | ===== 関連事項 ===== | ||
+ | * [[balsam bottle: | ||
* [[canada balsam]] | * [[canada balsam]] | ||
* [[mounting: | * [[mounting: | ||
行 41: | 行 30: | ||
===== オススメ ===== | ===== オススメ ===== | ||
- | 宮原計量器のものが一番すり合わせ部が細かいし安価なので良いと思う。 | + | 使用頻度が低いのであればバルサム瓶ではなく安価な[[screw top bottle]]をオススメする(具体的にはテスト中)。 |
- | もしくはTGKのもの(やや高い)。 | + | その場合中身の取出は使い捨ての[[pipette tip]]が挿せる[[pipette]]を使うと良い。 |
+ | バルサム瓶はフタの開閉が楽なので頻繁に使うには良いかもしれないが、 | ||
+ | 高価だしそのままでは漏れが酷くて使い物にならないのでシール剤を塗る必要がある(具体的にはテスト中)。 | ||
+ | すり合わせ部が細かく研磨されていた方が漏れが少ない。 | ||
+ | 宮原計量器のものが一番すり合わせ部が細かいし安価なのでオススメしたい。 | ||
+ | TGKと桝水のものは宮原のOEMかもしれない。 | ||
+ | 日本理化学器械のは購入してないので不明。 | ||
===== 製品 ===== | ===== 製品 ===== | ||
行 69: | 行 64: | ||
容量: 30mL。 | 容量: 30mL。 | ||
すり合わせ部は細かい。 | すり合わせ部は細かい。 | ||
- | 宮原計量器のとほぼ同じなのでそっちが製造元ではないかと思う。 | + | 宮原計量器のにかなり似てるのでそっちが製造元ではないかと思ったがわからない。 |
ロゴ無し。 | ロゴ無し。 | ||
- | 値段が少し高い。 | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
行 81: | 行 75: | ||
==== 桝水 ==== | ==== 桝水 ==== | ||
- | 未購入 | + | 未購入。宮原計量器が製造元かもしれない。 |
+ | [[https:// | ||
+ | 取り扱いメーカーとして宮原計量器製作所が載っているので。 | ||
<WRAP clear/> | <WRAP clear/> | ||
行 90: | 行 86: | ||
容量: 30mL。 | 容量: 30mL。 | ||
- | すり合わせ部が細かく、テストした中では一番良い。 | + | 輪付きと輪無しのバリエーションがある。 |
ロゴ無し。 | ロゴ無し。 | ||
- | 販売ページにブランド名が書かれていなかったりするがアズワン品番(65-0503-35)で見分けよう。 | + | アズワン品番: 65-0503-35。 |
+ | すり合わせ部が細かくテストした中では一番良い。 | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
+ | |||
+ | <WRAP clear/> | ||
+ | <WRAP tdl right 40%> | ||
+ | ==== 日本理化学器械 ==== | ||
+ | |||
+ | 未購入。 | ||
+ | 高価なのでだれかお願いします。 | ||
+ | 30mL。 | ||
+ | 輪付きと輪無しがある。 | ||
+ | アズワン品番: | ||
+ | |||
<WRAP clear/> | <WRAP clear/> | ||
行 104: | 行 112: | ||
バルサム瓶とは異なるが構造は似ている。 | バルサム瓶とは異なるが構造は似ている。 | ||
- | 棒やピペットを中に落とし込まないなら使えるのではないかと思う。 | + | 棒やピペットを中に落とし込まないなら使えるかもしれないが、 |
+ | すり合わせがかなり粗く漏れが酷いので研磨したほうが良い。 | ||
ソーダガラス製で重い。 | ソーダガラス製で重い。 | ||
重心が低くて底が広く安定している。形がかわいい。 | 重心が低くて底が広く安定している。形がかわいい。 | ||
- | すり合わせはかなり粗い。 | + | それ自体は安価だが研磨材の費用が掛かる。 |
- | 安価。 | + | |
* [[https:// | * [[https:// | ||
行 117: | 行 125: | ||
<WRAP clear/> | <WRAP clear/> | ||
+ | |||
+ | ===== 防漏処理 ===== | ||
+ | |||
+ | ==== 研磨する ==== | ||
+ | |||
+ | 摺り合わせ部分が粗い商品の場合[[abrasive]]で研磨することで漏れを減らせる場合がある。 | ||
+ | 研磨の方法は、水で練った研磨材を少し塗り、フタを嵌めて手で回してスリスリする。 | ||
+ | # | ||
+ | 手研磨だと難しいかも? | ||
+ | なお宮原計量器製作所のはかなり細かいので研磨は不要と思われる。下手にやると性能が落ちるかもしれない。 | ||
+ | |||
+ | ==== シール剤を塗る ==== | ||
+ | |||
+ | テスト中。 | ||
+ | |||
+ | * [[vaseline]] | ||
+ | * [[silicone grease]] | ||
+ | * [[fluorine grease]] | ||
+ | * フッ素加工 -> 面倒なのでやらない。 | ||
===== 使い方 ===== | ===== 使い方 ===== | ||
* 本体と蓋はペアになっていて噛み合わせが調整されているので別の組み合わせで使わないこと。 | * 本体と蓋はペアになっていて噛み合わせが調整されているので別の組み合わせで使わないこと。 | ||
- | * すり合わせ部にワセリンを塗ると良いらしい。 | + | * すり合わせ部にワセリンを塗ると良いらしい(テスト中)。-> |
- | * 中に棒やスポイトを落とし込む場合中に入れるバルサムの量は少しにする。底から 5mmぐらい? | + | * 中に棒やスポイトを落とし込む場合中に入れるバルサムの量は少しにする。底から 1cmぐらい? |
* 移動には付属の棒を使うのかもしれないが、うまく使える気がしない。私はピペットをを使ってる。 | * 移動には付属の棒を使うのかもしれないが、うまく使える気がしない。私はピペットをを使ってる。 | ||
* ピペットを使う場合先端を少しだけ付ける。 | * ピペットを使う場合先端を少しだけ付ける。 | ||
- | * ピペットを使う場合、先端をバルサムに浸けた状態で空気を吹き出さない。泡ができる。これはバルサムに限らず基本だ。 | + | * ピペットを使う場合、先端をバルサムに浸けた状態で空気を吹き出さない。泡ができる。 |
+ | * アルカリ性の液体を入れないこと。 | ||
balsam_bottle.1740320910.txt.gz · 最終更新: 2025/02/23 23:28 by Konajirami-ya