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dewaxing

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dewaxing [2026/04/11 09:16] Konajirami-yadewaxing [2026/04/24 11:24] (現在) Konajirami-ya
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 ====== 脱ロウ ====== ====== 脱ロウ ======
  
-<WRAP center round todo 60%> +<WRAP tdl right 40%>{{:preparation:dewaxing-3.jpg?400x300|}} 
- +脱ロウ処理
--> +
-また書き直し。 +
- +
-順序は以前の通り、酸性化の後。 +
-エタノールまたはIPAで脱水。 +
-マイクロチューブにキシレンor代替品と共に入れて加温する。 +
-1時間ぐらい? +
- +
-</WRAP> +
- +
- +
-<WRAP tdl right 40%>{{:preparation:dewaxing-2.jpg?400x300|}} +
-写真差し替え+
 </WRAP> </WRAP>
 蝋物質を取り除く処理。脱脂も同時に行う。 蝋物質を取り除く処理。脱脂も同時に行う。
 蝋物質が残っていると奇麗な標本にはならない。 蝋物質が残っていると奇麗な標本にはならない。
  
-文献に載っている方法では[[xylene]]と[[phenol]]の混合液等が使われるのだけど、[[phenol]]は劇物でありできるだけ使わないようにするため別の方法を模索している。 +文献に載っている方法では[[xylene]]と[[phenol]]の混合液等が使われるのだけど、 
-蝋物質自体は[[:xylene]](あるいはその代替品)単独で溶かすことが出来るようだが、 +[[phenol]]は[[deleterious_substance]]でありできるだけ使わないようにするため別の方法を模索している。 
-常温とかなり時間掛かるので60℃で加温する。 +加温すれば特に[[phenol]]を使わなくて問題無いように思う。 
-容器は漏れ少ない[[pp]]製の[[microtube]]を使う。 +し揮発性高いので漏れ少ない[[soaking tube]]を使う。 
-水分含まれるとうまくいかないので先に脱水しておき、 +蝋物質ない場合は温す必要は無い
-脱水剤の意味で少量の[[:ethanol]]か[[:ipa]]をとうまく行くように思う+
  
 ===== 道具 ===== ===== 道具 =====
  
-  * 処理容器。2mL程度の透明な[[:polypropylene]]製[[:microtube]]。ガラス製のフタ付きの[[:test tube]]でも良い。底は丸底か浅いV字が良い。 +  * [[soaking tube]] 
-  * 脱ロウ剤。[[:xylene]]あるいは代替品(後述)。 +  * [[dewaxing agent]] 
-  * [[;ethanol]]。[[:ipa]]でも可。+  * 無水[[;ethanol]](99.5%)。[[:ipa]]でも可。
   * [[:microtube holder]]。   * [[:microtube holder]]。
   * 細口と太口[[:pipette]]   * 細口と太口[[:pipette]]
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 ===== 手順 ===== ===== 手順 =====
  
-前処理は平たい[[dishes]]なわれたとする。+[[dehydration]]の後にうこととする(軽めで良い)。 
 +蝋物質が無いと思われる場合も脱脂の意味もあるので行うこと(加温しない方法で良い)
  
-(1) 前処理で使用した薬液を[[:decantation]]する。 
  
-(2) [[:ethanol]]をえて脱水する。常温30分×2回ぐらいやる。+==== 蝋物質が多い場合(加する) ====
  
-(3) 検体を太口[[:pipette]]で処理容器に[[:specimen transferring|移動]]後。媒[[:decantation]]する。+前の処理[[dehydration]]で、検[[soaking dish]]にあるとする。
  
-(4脱ロウ剤200μL程度加える(検体の量にもよるがだ)[[:ethanol]]を1滴ぐらい加える。+(1検体を太口[[:pipette]]で[[dehydration agent]]ごと[[:soaking tube]]に[[:specimen transferring|移動]]後、[[dehydration agent]]注意深く(検体を吸込まなように)[[:decantation]]る。
  
-(5容器にフタをして60℃程度に加温する。ロウ物質のよるが最大1時間ぐら?+(2[[dewaxing agent]]を100〜500μL程度加える(検体の量とかワックスの量もよる)。 
 + 
 +(3) [[:soaking tube]]のフタをして60℃程度に加温し1時間ほど静置する。 
 +その後あるいは途中で[[stereo microscope]]で観察して溶けているようだったら終了する。 
 + 
 +(4) 少し冷ます。 
 +[[dewaxing agent]]が少なかった場合、どろどろしたグリース状になりピペットで吸い取れないので、 
 +その場合は[[dewaxing agent]]を追加して振ればさらさらになる。 
 +薄いワックスの膜が見られるようなら、[[dewaxing agent]]で何回かすすぐ。 
 + 
 + 
 +==== 蝋物質が少ない場合(常温で処理) ==== 
 + 
 +加温しないで[[soaking tube]]移動する必要はない。 
 + 
 +(1) 容器のフタとかに付いている水分をティッシュペーパー等で除去する。 
 + 
 +(2) [[dehydration agent]]を注意深く(検体を吸い込まないうに)[[:decantation]]す。 
 + 
 +(3) [[dewaxing agent]]を200μL〜500μL程度加える。 
 + 
 +(4) 常温で1時間ほど静置する。 
 +その後あるは途中で[[stereo microscope]]で観察して溶けているようだったら終了する。
  
-(6) 少し冷ます。 
-脱ロウ剤が少なかった場合、どろどろしたグリース状になるので、 
-その場合は脱ロウ剤を追加して振ればたぶん溶ける。 
  
-(7) 次の工程で使用する容器に[[:specimen transferring|移動]]、[[:decantation]]し、 
-[[etoh]]ですすぐ。 
  
 ===== 注意点 ===== ===== 注意点 =====
行 65: 行 68:
  
 ===== 備考 ===== ===== 備考 =====
- 
-脱ロウ剤には以下のようなものが使えると思う。[[d-limonene]]が入手しやすく、人体への害も少なそうなのでオススメ。 
--> レモゾールが入手できるかもしれない。 
- 
-  * [[d-limonene]] 
-  * [[xylene]] 
-  * [[histoclear]] (未入手) 
-  * [[lemosol]] (未入手) 
-  * [[lemosol a]] (未入手) 
  
 容器について。 容器について。
行 79: 行 73:
 使用後は中の薬液を排出して乾燥しておいた方が良いと思う。 使用後は中の薬液を排出して乾燥しておいた方が良いと思う。
 また壊れる前に定期的に交換した方が良いかもしれない。 また壊れる前に定期的に交換した方が良いかもしれない。
 +その意味ではガラス製のフタ付きの小さな[[test tube]]が良いのだろうけど、適当なものの入手が難しい。
  
 <WRAP clear/> <WRAP clear/>
dewaxing.1775866604.txt.gz · 最終更新: 2026/04/11 09:16 by Konajirami-ya