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ルアー・200μLチップ・アダプター

市販もされているようだがかなり高価で、これを買うなら固定容量マイクロピペットの購入を検討した方が良いかもしれない。

HAMILTON Disposable Tip Adapter 100 μL / 200 μL < メーカーサイト – 100/200となってるが両方挿せるのか?
Hamilton™ Disposable Tip Adapter < fisher scientific UK

以下では安価に作れる自作品について述べる。オススメはその5(ダイソー)。なければその4(シリコンチューブ)やその2(PEチューブ)あたり。



上段左からその1(100μLチップ)、その2(PEチューブ)、その3(ディスペンシングチップ+PEチューブ)。下段左からその4(シリコンチューブ)、その5(ダイソー)、その6(ディスペンシングチップ+熱収縮チューブ)。

容易: 作るのが簡単かどうか。かなり適当。
薬品: 耐薬品性。シリコンチューブや熱収縮チューブは薬品に触れるような使い方はしない方が良い。
着脱: アダプター自体が簡単に着脱できるかどうか。◎はロック有り。△は少し手間だが外せる。
具合: チップの嵌まり具合。
供給: 材料が安定供給されるか。
単価: 10個作ったときの単価。送料含まれていない。かなり適当。

容易	薬品	着脱	具合	供給	単価(円)	詳細
◯	◯	◯	◯	△	130	その1 (100μLチップ)
△	◯	×	◯	◯	60	その2 (PEチューブ)
△	◯	◎	◯	◯	80	その3 (ディスペンシングチップ+PEチューブ)
◎	×	△	◯	△	50	その4 (シリコンチューブ)
◎	◯	×	◯	×	11	その5 (ダイソー)
△	×	◎	◯	◯	80	その6 (ディスペンシングチップ+熱収縮チューブ)

詳細	着脱	薬品	簡単	具合	供給	単価	材料
その1	◯	◯	◯	◯	△	1300〜1.3	100μLピペットチップ
その2	×	◯	△	△	◯	60〜1	3×5pe tube
その3	◯	◯	△	◯	◯	800〜15	conical, 3×5pe tube
その4	△	×	◎	◯	△	500〜5	4×5silicone tube
その5	×	◯	◎	◯	×	110〜5	pe tube(ダイソー霧吹きヘッド)
その6	◯	×	△	◯	◯	800〜15	conical, heat shrink tube(6mm)

どれも良いと思うが、とりあえず、その5(ダイソーのやつ)を試してみるのが良い。簡単だし110円で片方だけ使っても10個以上作れる。ダメな場合、アダプター部に薬液が接触しないならその4(シリコンチューブ)の方法を使うと良い。そうでなければ、その2(PEチューブ)の方法を使うと良い。 1と3はアダプターの着脱が容易。

1. 100μLピペットチップを使う方法。カットするだけなので簡単。ピペットチップの形状によってはできないかもしれない。 100μLピペットチップが一般的でなく、永続的に入手できるかあやしい。詳細はルアー・200μLチップ・アダプタその1 (100μLチップ)を参照。

2. pe tubeを使う方法。 pe tubeをお湯で柔らかくして嵌めるだけなので簡単。詳細はルアー・200μLチップ・アダプターその2 (PEチューブ)を参照。

3. conicalとpe tubeを使う。 pe tubeをお湯で柔らかくしてconicalに嵌めるだけなので簡単。ルアーロック対応で着脱可能。少し長くなる。詳細はルアー・200μLチップ・アダプターその3 (ディスペンシングチップ)を参照。

4. silicone tubeをハサミで切って嵌めるだけなので簡単。 silicone tubeの薬品耐性があまり高くないので、薬液に直接触れないように運用する必要がある。使用する4×5silicone tubeを扱っているショップが少ない(今のところ1店)。詳細はルアー・200μLチップ・アダプターその4 (シリコンチューブ)

5. ダイソーの霧吹きヘッドに使われてるpe tubeを使う方法。切って嵌めるだけなので簡単。 pe tubeの大きさが変わるとできなくなるので、できたらラッキーと思って。詳細はルアー・200μLチップ・アダプターその5(ダイソー霧吹きヘッド)。