pipette:bore_narrowing
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ピペットチップの細口加工
ピペットチップやpe tubeを加工して 超極細(口径0.2mm)〜細口(0.5mm)を作る方法。
ゆるいテーパー状にするのが良いかもしれない。 細いと吸排液速度が遅くなるので適したサイズを使用するのが良い。
概要
ピペットチップを蝋燭の炎で溶かして引き伸ばして作る。 そのままだと加熱が安定しないので、漏斗を逆さまにして炎の上に設置し、細い口からでる熱風で加熱する。 溶けたら下向きにして引っ張る。
用意するもの
- ロウソク。ダイソーのティーキャンドルが良いかも。
- ロウソク台?
- 金属製漏斗。写真は9cm、アルマイト製。
- 漏斗を支えるもの。写真はガラス製のプリンカップ。
- 蝋燭消し。
- シリコン指サック。ペンチとかピンセットでもできると思う。
火力の調整が面倒。ガスキャンドルだと火力の調整がやりやすくて良いかもしれないが、高価。
作り方
- ロウソク。ティーキャンドルが良いかも。火力の調整が面倒。ガスキャンドルだと火力の調整がやりやすくて良いかもしれないが、高価。
- 金属製の漏斗を逆さまにして、炎の上に設置。
- つまむ方の親指と人さし指にシリコン指サックをしておく。
- 漏斗の出口にチップの先端から少し手前を温めて溶かす。
- 炎から離して先端を下向きにし、先端をシリコン指サックを付けた指でつまんですっと伸ばす(3cmから10cmぐらい?)。早いと切れてしまう。遅いと太くなってしまう。
- そのまま少し冷ます。
- 透明度が低下して固まるのを確認しながら、ゆっくりと引き伸ばし、テーパー状になるようにする。
- 適当な位置でカットする。
- 確認。途中で裂けてないか。実体顕微鏡で見て肉厚が厚すぎないか。使用してみて、まっすぐ液体が排出されるか。
pipette/bore_narrowing.1735501687.txt.gz · 最終更新: 2024/12/30 04:48 by Konajirami-ya