pipette:leak_test
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ピペットの漏れ検査
ピペットの空気漏れを検査する方法。 自作アダプター作成時の検査や定期メンテナンス時に行う。
- O-リングの劣化
- グリース切れ
正確な容量を分注する場合は重要になるが、 作業用として使うなら若干漏れていてもそれほど問題ではないので、 簡単な検査で良い。
その1
接続部分に洗剤を水で薄めたものを塗って、圧力を掛けて、泡を吹くか観察する。
その2
- 液体を吸い込む
- そのまま排出する
- 若干液が残るので、その液面の位置に印を付ける。
- 残っている液体を排出する。
- もう一度液体を吸い込む
- チップ先端を指で抑え圧力を掛け少しの時間保持する。
- 指を離して液体を排出する
- 液面が印の位置より上にあれば空気が漏れてる
液体は液切れの良いエタノールとかがいいかも?
その3
何回か吸排液を繰り返して液面が変化するか調べる。 詳細は下記サイトの漏水検査を参照。
pipette/leak_test.1735444747.txt.gz · 最終更新: 2024/12/29 12:59 by Konajirami-ya