永久プレパラートを作るためのマウントメディアの一つ。 天然の樹脂。 キシレンやHisto-Clear等に溶かして使う。 検体に水分が残っていると白濁するので十分脱水する必要がある。 有機溶媒系封入材としては今のところ最も実績と信頼性がある。
毒物劇物取扱店から入手するか、 ネットからも購入できる。
原液は購入した瓶にそのまま入れておくと キシレンが漏れてアメのように堅くなってくる。 内ブタがあるのに…。 そうなったらキシレンを適当に入れてしばらく置いておくとそのうち柔らかくなる(たぶん)。 別の瓶に移し替えることを検討する等した方が良いかもしれない。
調整したものはバルサム瓶に入れて保管する。
これも漏れが多い。 滴下にピペットを使うなら 模型用具の塗料を入れる瓶の方が揮発が少なくて良いかもしれない。 テストを始めた → ねじ口瓶の漏れテスト
濃いものはバルサム瓶に付属の棒などを使って蜂蜜を扱うようにしてバルサム瓶に移動し、キシレン等で薄めて調整する。 薄いものは使い捨てのピペットなどを使ってバルサム瓶に移動し同様にキシレンで調整する。
バルサム瓶の中に棒を落とし込む場合は、あまり多くの量を入れないようにする。 底から1cmぐらい(?)にとどめる。
私はかなり薄めに調整している。 表現が難しいが、サラサラな感じ。
実験中。
バルサム瓶に棒が付属してきてこれを使うらしいのだけど、どう使うのかよくわからない。 ピペットの方が量が調整しやすいし多く落としたときに吸い取れるので良いと思う。 一時期、小さなポリスポイトを改造して作っていたが、 ピペットチップがとても安いのでこれを使い捨てる感じで使うのが良いかもしれない。
開発中。
===== 参考文献 ===== ~~REFNOTES~~