文書の過去の版を表示しています。
水酸化カリウム
別名、苛性カリ、KOH。 水溶液は強アルカリ性を示す。 通常10%水溶液にして軟化に使用する。 劇物に指定されており入手が難しい。 固形のものは一瓶500g入りとかで販売されており、とても使い切れないと思う(コナジラミ等微小昆虫の場合)。 オススメは水溶液か代替品のリンレイウルトラハードクリーナー 油汚れ用。
入手方法
ネットでも購入できる。 その他試薬の購入方法を参照。
固形物
フレーク状とペレット状のものがあり、ペレット状の方が固まりにくくて良いらしい(→ソース!)。 水溶液にして使う。
毒物劇物を扱っている薬局等から購入するかネットでも購入できる。
- 水酸化カリウム フレーク 500g ハートケミカル < Yahoo! ショッピング。フレーク状。
水溶液
10w/v%が販売されているので、毒物劇物取り扱い薬局から購入する。
代替品
軟化には水酸化ナトリウムでも代用できる。 アルカリ電解水も使えるがかなり時間が掛かる。 リンレイウルトラハードクリーナー 油汚れ用はほとんど処理時間も変わらないしホームセンターで購入できるのでオススメ。
調整方法
教科書に書かれている軟化に使用する濃度は10 (w/v)%水溶液だが、それほど厳密にする必要はない。 50mLの精製水に5gの水酸化カリウムを溶かすくらいの雑な感じで良い。 必ず、容器に先に水を入れ、そこに水酸化カリウムを加えること(逆の順番にしない)。 溶解熱が発生するので一度に大量に入れると危険なので、水酸化カリウムは少しずつ加えること。 混ぜるときにヒュームが発生して危険なので、 ドラフターや無ければ換気扇の下でゴーグルとマスクをして作業すること。 ただし量が少なければ、それほど気にしなくてもよいかもしれない。 私は台所の換気扇の下で調整作業しているがゴーグルとマスクまではしていない。
保管
劇物なので保管に注意すること。 固体の水酸化カリウムは潮解性があり湿気を吸って固まってくるので、湿気の多いところには保管しないようにする。 調整した水溶液はポリプロピレン製やポリエチレン製の容器に保存する。 ガラス製の容器は少しづつ溶けてくるので使えない。 私は現在スポイトボトルに保管している。
廃棄方法
調査中
- 量が少ない場合(数mLとか)は水で薄めて台所から流しても大丈夫だと思う。
- 液体洗剤を作るのに利用する
- 掃除用に使う。→ 簡単には無くなりそうもない。
- クエン酸で中和する。できたクエン酸カリウムは肥料になる? (課題)
- 業者に頼む。業者に頼む方法は別記事でまとめる予定(まだ詳しく調べてない)。
クエン酸での中和方法
未確認。 あとで実験してみよう。
反応式
C6H8O7 + 3KOH → C6H5O7K3 + 3H2O
モル質量
- 水酸化カリウム: 56.105 g/mol
- クエン酸(無水): 192.12 g/mol – ダイソーの掃除用のやつ
- クエン酸(結晶): 210.14 g/mol – 食品添加物のやつ
計算上、水酸化カリウム 100gを中和するのに必要なクエン酸の質量。
- クエン酸(無水): (1/3) * (100 / 56.105) * 191.12 ≒ 114 (g)
- クエン酸(結晶): (1/3) * (100 / 56.105) * 210.14 ≒ 125 (g)
吸湿したり秤の誤差があったりするので少し(10%)余裕を見て
| クエン酸の種類 | 100gの水酸化カリウムを中和するのに必要な量(g) |
|---|---|
| クエン酸(無水) | 125 |
| クエン酸(結晶) | 138 |
===== 参考文献 ===== ~~REFNOTES~~
Backlinks
===== TODO =====



