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pipette:bore_narrowing

文書の過去の版を表示しています。


ピペットチップの細口加工

ポリエチレンチューブも同様

写真

詳細。 コツ的なこと。

ピペットチップポリエチレンチューブを加工して 超極細(口径0.2mm)〜細口(0.5mm)を作る方法。

概要

ピペットチップを蝋燭の炎で溶かして引き伸ばして作る。 そのままだと加熱が安定しないので漏斗を逆さまにして炎の上に設置し細い口からでる熱風で加熱する。 詳細はプラスチック加工用バーナーを参照。 溶けたら下向きにして引っ張る。

用意するもの

作り方

  • つまむ方の親指と人さし指にシリコン指サックをしておく。
  • 漏斗の出口にチップの先端から少し手前を温めて溶かす。
  • 炎から離して先端を下向きにし、先端をシリコン指サックを付けた指でつまんですっと伸ばす(3cmから10cmぐらい?)。早いと切れてしまう。遅いと太くなってしまう。
  • そのまま少し冷ます。
  • 透明度が低下して固まるのを確認しながら、ゆっくりと引き伸ばし、テーパー状になるようにする。
  • 適当な位置でカットする。
  • 確認。途中で裂けてないか。実体顕微鏡で見て肉厚が厚すぎないか。使用してみて、まっすぐ液体が排出されるか。

ピペットチップの細口加工。だいたいこんな感じ。

TIPS

コツ的なもの。 溶かす位置。 引っ張る速度と長さ。 …

口が細いと吸排液速度が遅くなるので適したサイズを使用するのが良い。

ゆるいテーパー状にするのが良いかもしれないが難しい。

細い部分の長さ

肉厚

角度

pipette/bore_narrowing.1737851505.txt.gz · 最終更新: 2025/01/26 09:31 by Konajirami-ya