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コナジラミのプレパラート標本作成方法

工事中

蛹殻の場合

コナジラミの場合成虫での識別が難しいため通常蛹殻をプレパラート標本にして同定を行う。 蛹殻とは終齢(4齢)幼虫の殻のことであるが、 コナジラミはその中で蛹になるため蛹や羽化殻も含まれることになる。 ただし羽化直前の蛹殻は中に成虫に近いものがいて、水酸化カリウムで溶けにくいため奇麗な標本を作るのが難しい。 また羽化殻は形が崩れていることが多く、これも良い標本にはできない。 他にも寄生蜂に寄生されている場合やカビに侵されている場合なども良い標本にはできない。 良い標本を作るには状態の良いサンプルの採集が重要である。 時期としては蛹になったころか少し前が良いと思う。

→ どっか別にまとめる。 落葉樹の葉で越冬する種は落葉時期に終齢幼虫になっている。 それ以降は羽化するまで栄養を摂取できないので終齢幼虫になっていないものは淘汰される。 ので晩秋時期に採集するのが良い。 落ち葉から探すのは大変でホストも分かりづらくなる。 落葉樹の葉で越冬する種も多くの場合、 夏にも羽化するが夏場は個体数が少なくて見つけるのが難しい。 夏型と冬型でかなり形態に差異がある場合があるので、注意したい。

常緑樹で越冬する種は、新緑の頃(4月〜5月)に一度羽化するように思う。 観察を続けて、終齢の形態を知ることができれば、 適当な採集時期が判断できると思う。

標本作成の方法はマーチン法を基本としていると思う(オリジナルを見てない)が、 順番と細かい点が変更されている。 → おおむね同じかも。

  1. 加熱処理 長時間エタノールに使っていた場合は不要かも。
  2. 剥離。葉っぱから検体をマイクロ平ブラシを使って剝がす。
  3. 漂白。黒い検体の場合に行う。過酸化水素水アンモニア水を使う。
  4. 軟化水酸化カリウム等のアルカリを使う。水洗も行う。
  5. 酸性化。酸性の液体を使って中和する。
  6. 染色(酸性フクシン)。白い検体の場合に行う。マイクロチューブに検体と氷酢酸酸性フクシン染色液を入れ、加温する。加温して1日か2日要する。
  7. 脱水。染色を行った場合は不要。氷酢酸イソプロピルアルコール等を使う。
  8. 脱ロウマイクロチューブに検体とキシレン(または代替品)を入れて加温する。
  9. マウントカナダバルサムでマウントする。

===== 参考文献 ===== ~~REFNOTES~~

specific/whitefly.1776478347.txt.gz · 最終更新: 2026/04/18 11:12 by Konajirami-ya