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canada_balsam

文書の過去の版を表示しています。


カナダバルサム

レモゾール

価格高騰してるらしい。

永久プレパラートを作るための封入材の一つ。 天然の樹脂。 キシレン(またはHisto-Clear)に溶かして使う。 検体に水分が残っていると白濁するので十分脱水する必要がある。 有機溶媒系封入材としては今のところ最も一般的で実績がある。

関連事項

入手方法

劇物・毒物を取り扱っている薬局から入手するか(少ない)、 ネットからも購入できる。

薬局の情報へのリンク!!

カナダバルサム。左:薬局から購入した関東化学のもの、右:ケニスのやつ。

保管

キシレンで薄めて調整したものは バルサム瓶に入れて保管する。 バルサム瓶の中に棒を落とし込む場合は、あまり多くの量を入れないようにする。 底から1cmぐらい(?)にとどめる。

滴下にピペットを使うなら 模型用具のアセトンを入れる瓶の方が揮発が少なくて良いかもしれない。 未テスト

調整

濃いものはバルサム瓶に付属の棒などを使ってバルサム瓶に移動してキシレンで薄めて調整する。 薄いものは使い捨てのピペットなどを使ってバルサム瓶に移動し同様にキシレンで調整する。

薄いのと濃いのを作っておくと良いかもしれない。 薄い方はサラサラな感じで、仮止めに使う。 濃い方はどろっとした感じで、本マウント(用語?)に使う。 → 濃いのはダメっぽい。もう少し試してみるが。

まだ実験中。

滴下ツール

バルサム瓶に棒が付属してきてこれを使うらしいのだけど、どう使うのかよくわからない。 ピペットの方が量が調整しやすいし多く落としたときに吸い取れるので良いと思う。 一時期、小さなポリスポイトを改造して作っていたが、 ピペットチップがとても安いのでこれを使い捨てる感じで使うのが良いかもしれない。

まだ。

===== 参考文献 ===== ~~REFNOTES~~

canada_balsam.1739511090.txt.gz · 最終更新: 2025/02/14 14:31 by Konajirami-ya