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脱ロウ
蝋物質を取り除く処理。 特に落葉樹で越冬するコナジラミの蛹殻は分厚い蝋物質で覆われていることが多い。 この処理は不要な場合もありそうだが、不明な場合はやる方向で。 順序としては剥離の次に行う方向でテスト中。
蝋物質はキシレンやd-リモネンで溶かすことが出来る。 それに脱水剤の意味で少量のエタノールかイソプロピルアルコールを加えたものを薬液として使う。 常温ではすごく時間が掛かりそうなので80℃程度の湯煎にする。
容器はスクリューキャップ式のマイクロチューブ2mL程度のもの、あるいはガラス製試験管を使う。 試験管の場合は脱脂綿(ティッシュペーパーでも可)でフタをする。
検体を容器に異動後、水分を除くため、エタノールかイソプロピルアルコールですすぐ。
その後、キシレンかd-リモネンを30〜100μL程度加える。 脱水剤のエタノールかイソプロピルアルコールは前の処理で残ってるので新たに追加しなくても良いと思う。
これを80℃程度の湯煎にする。 時間は80℃になってから、1分(ガラス管)〜3分(プラスチック)ぐらい?
薬液が少なかった場合、どろどろしたグリース状になるので、 その場合はキシレンやd-リモネンを追加して振ってやる。
どの薬品も引火性が高いので火災には十分注意すること。
溶剤はd-リモネンが入手しやすく、人体への害も少なそうなのでオススメ。
容器は耐薬品性、透明性の点でガラス製の方が良いと思うが、検体がくっつきやすいのが難点。 また試験管は基本的に細長いものが多く、検体の️移動用のピペットとして細いもの(自作ピペットその2(パスツール))が必要になるかもしれない。 試験管より短いダーラム管というものが存在するので、もし購入するならそちらが良いかもしれない。 ポリプロピレン製マイクロチューブはある程度薬液に耐えるが、 一般的にはキシレンに耐性が無いとされているので、 使用後は中の薬液を排出して乾燥しておいた方が良いと思う。 また壊れる前に定期的に交換した方が良いと思う。
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